どうも!千日前 バール スペッロ 南です。
2日目となる今日は前回紹介させていただいたマストロベラルディーノの醸造所の見学をさせて頂きました!
マストロベラルディーノは約200haの畑を持ち、自社栽培と契約農家からのブドウをこの醸造所一箇所に集めてワインを造ります。
特にDOCGなどの上級品に関してはこだわりの自社ブドウが使われるそう。
マストロベラルディーノのトップオブトップスとも言えるワインは、やはりタウラージ ラディーチ!
使われるブドウはアリアニコとピエディーロッソの2種類で、樽で2年、瓶で1年の熟成を経てリリースされます。
樽もバリック(小樽)と大樽の2種類を混ぜて使い、バリックに関してはあらゆる産地と会社から仕入れることで最後にブレンドさせた時のそれぞれの個性が混ざった複雑味を表現させます。
(書かれている文字の一番上が樽の会社、刻印の濃さが樽のローストの強さを表します。)
樽の材質はワインに香りが付きにくい樫の木を使い、ブドウのクオリティを活かす造り方を取っています。
委託農家にも自社の農場スタッフを派遣し24時間体制でブドウのコンディションを管理していることも相まって
いかにこのワイナリーがブドウとそれを作る技術に対し絶対的自信を持っているかが伺えます!
樽を熟成させる蔵に代々続くこだわりを見つけました。
ここにはラテン語で「食事にはワインがつきもので、それのない人生など考えられない」と言う意味の文が書かれているそうです。
マストロベラルディーノのワインがエレガントで料理との相性が抜群なのはその志からきているのでしょうね…。
見学後はマストロベラルディーノの持つホテルで夕食を!
ホテルの周りはブドウ畑に囲まれてます!
アペリティーボ(食前酒)の後、夕食をスタート!
メニューは近くのホテルのシェフが作る4品!
1.バッカラ(干しだら)のフリットとひよこ豆のソース 黒トリュフがけ
2.水牛のリコッタチーズを詰めたパッケリ(大きな穴の開いたパスタ)
3.うさぎのトマト煮込み ジャガイモのピューレ
3.5.小菓子(チョコレートとカントゥッチ)
4.カスタードのミルフィーユ仕立て
どれもこの土地で採れたものばかりでとても美味しかったです!
特にうさぎは日本で出回るものより臭みが無くとても美味しかったです!
ワインも4種類と食後にグラッパ!
どれもマストロベラルディーノが造ったものでした!
料理とのマリアージュも最高です!
明日はブドウの収穫を体験予定!
長々と書きましたが伝えたい事はまだまだたくさん!
この日の続きはまたお店で!笑